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2008.05.08

日系企業のこと?会社の体をなしてない組織

昨日書いた「会社の体をなしてない組織の兆候」の続き。(機能不全の組織が直訳かな?)
1.トップマネジメントに常にe-mailのCCを入れないといけない。
2.誰かが死ぬまで昇進はない
3.解雇の経験がない

1のトップにメールのCCをしまくるというのは全然意思決定権限がないというやつ。自分では何も決められず、ちょっと踏み込んだ決定をすると、後からトップにNOと言われることもたびたび。トップに全部CCというのは、言ってみれば稟議みたいなもので、これじゃ誰が責任とっているかわからない、というものだ。権限を委譲することもなく、かといってトップが自分で全部決めて責任をとるということもない。無責任組織だな。

2の誰かが死ぬまで昇進はない、とか3の誰も解雇されない、というのは、実力主義を徹底せよと言っているわけだけど、これは在米日系企業にとってみれば絶対笑えない項目だ。米国でも「あまりに長期雇用しすぎて、昇進は上の人が辞めるか、死ぬかするまで昇進はない。いくら出来が悪くても解雇をしたことなんかない」という会社はけっこう存在するはず。人が辞めないというのはいいことかもしれないが、それがぬるま湯的体質で、実力のない人だけが生き残っているというのは、ヤバイ組織だ。

1. Top managers are cc'd on every company e-mail, whatever the topic.
This usually happens, says Pruitt, when employees are not empowered to make decisions within their scope of responsibility. Unfortunately, it usually backfires on managers-they're spending all their time reviewing e-mail.

2. The only path to promotion is if someone in the upper ranks dies.

"When there is no hope of advancement, productivity, quality, and enthusiasm will suffer," warns Pruitt.

3. No one ever gets fired. Employees need expectations and standards.
If doing a bad job doesn't get you fired, why bother to do a good job?

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Comments

同感の一言です。後はノーコメント、といいながら、もう一言:
日本では「宝の持ちぐされ」という表現があります。このような組織で、せっかくの経験と才能がタイミングを逃して腐っていく事実は非常に残念です。

堀場さんのイヤならやめろ!ではないですが、優秀な方は外に飛び出して自分で活躍の場を創ることが賞賛されるような社会が私は好きです。せっかくの人生が腐ってしまってはもったいない。仕事ってやっぱり人生の中で大きな時間を割いているわけで、腐らせるのはもったいない。マネジメントにおいて、従業員の心をつかむ、というのはほんとに大切なこと。腐らせずに、光らせる。心をつかんで光らせる。輝かせる。

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